■ GALLERY ■


■タテホ化学工業株式会社響灘工場
■福岡県北九州市■鉄骨造平屋及び地上2階建 4,437m2■2013年9月竣工

■タテホ化学工業株式会社は兵庫県赤穂市に1966年に設立された企業で、この度、北九州市に新規工場を建設した。
 間口80mの工場上部に設けられたカーテテンウォールは、反射ガラス、換気ガラリ、換気扇フードから構成され、奥行き42mの工場内部まで光を届けるとともに、自然対流及び強制換気により暑さから作業環境を守っている。

 事務所棟は1階を工場側、2階を道路側に開いたプランとしている。1階事務室からは工場側の様子を伺い、2階会議室、役員室からは道路向い側の公園が借景となるよう計画した。



■光工業株式会社
■兵庫県姫路市■鉄骨造地上2階建 731m2■2012年8月竣工

■光工業株式会社は創業60年を越える歴史ある企業で、この度、製造部門と本社機能を統合すべく本社社屋を建設した。
 計画に着手した2010年の春頃から着工に至る2012年の3月までの2年間、何度も計画を練り直した建物である。また、本社社屋だけでなく工場の搬入搬出動線等の提案も同時に行い、敷地全体としての整備も同時に行っている。



■森邸
■兵庫県姫路市■鉄骨造地上3階建 155平米■2010年9月竣工

■母屋のある敷地の一角に建つ個人住宅。
 計画時に提示された条件は、敷地北側の母屋に対してなるべく日影の影響を少なくすることと、エレベータを設置して住戸全体をバリアフリーとすること。そして2台分の駐車場と20帖のリビングダイニングルームがほしいということだった。
 北側に対する日影の影響を最小限にするため、時間毎の日影の範囲を検証した結果、建物の高さよりも東西方向の幅の影響が大きかったので、建坪をなるべく小さくして3階建てとした。また、母屋に対する壁の圧迫感を軽減するため各階高を低くおさえ、最上階のリビングルームの天井高を確保するために、南に向かって上がっていく傾斜天井とした。



■協和スチール株式会社 本社
■兵庫県加西市■鉄骨造地上2階建 486平米■2009年3月竣工

■鋼材加工工場の管理事務所であり、全国の各支社を束ねる本社でもある。
 敷地は道路と同レベルで、工場のあるレベルより4.5m低く、擁壁により囲まれている。アクセスは工場側からとる為、1階の床を3.5m持ち上げて設定し、エントランスより1.2m下がって1階、2.6m上がって2階事務室とした。
 従って道路側からは3層、工場側からは2層に見える。また、工場側に開いたプランとした為、道路側からは閉鎖的で工場側からは開放的な外観となり、見る側によって全く違う印象を与える。



■株式会社 姫路トラスト 本社
■兵庫県姫路市■鉄骨造地上2階建 225平米■2008年7月竣工

■人材派遣会社のヘッドオフィス。1階が事務所、2階が会議室及び応接室。
 1階より2階が大きなボリュームを必要としたため、2階会議室を3.6mの片持ち梁で支えたことが、そのまま外観の特徴として表れている。また、外壁の位置やクリアガラスの配置は、敷地が準防火地域であるため、隣地及び前面道路からの延焼ラインの影響を受けている。 
 会社の主力は社外へ派遣されており、企業の収益と比較すれば小規模のオフィスであるが、企業全体の管理機能を果たしながら本社のアイコンとしての役割も大きい。



■澤田邸,澤田新聞舖
■兵庫県神崎郡■鉄筋コンクリート造地上2階建 313平米■2008年6月竣工

■新聞の集配を行う事業所との併用住宅。
 コンクリート型枠は杉板と普通型枠の2種類を採用し、アルミパネルやガラススクリーンでより変化をつけ、コンクリート打ち放しの単調さを避けた。
 敷地は西側が国道に面しているため、1階2階共テラスの壁を高くとり、寝室前のバルコニーには面格子を付けて、住宅部分のプライバシーを確保している。



■板井邸
■兵庫県加西市■鉄筋コンクリート造地上1階建 133平米■2006年1月竣工

■テラスが計画の核となった個人住宅。
 ウッドデッキが張られたパティオのようなテラスは、リビングルームとファミリールームの間に割込むように設置された外部空間で、視覚的、機能的に、内部空間と連続するよう計画した。またこのテラスには、納戸等のバックスペースや、浴室、洗面室、便所にも自然光をもたらす、光庭としての機能もある。
 もうひとつの特徴は,
鉄筋コンクリートの躯体に外断熱を施し、ガラスは復層ガラスとして、断熱及び気密性能にこだわったことである。
 住宅のシェルターとしての機能と、大型の建具による外部との連続性を両立させた。



■三木学園40周年記念ホール(体育館)
■兵庫県高砂市■鉄骨鉄筋コンクリート造及び鉄骨造地上2階建 4,987平米 ■2001年5月竣工

■二つのアリーナと観覧席を持つ体育館兼講堂。
 アリーナ-1は32mx40m(バスケットコート2面)の広さで、2階観覧席と1階の部室、教員室等の施設に囲まれている。アリーナ-2はアリーナ-1の約半分(32mx23m)の広さで、天井には舞台用の幕、照明等の吊り物の装置がある。二つのアリーナは高低差を持って併設され、通常は体育の授業やクラブ活動に使用されるが、入学式、卒業式等のセレモニーや文化祭等の行事では、アリーナ-1は客席となり、アリーナ-2はステージ及びバックステージとなる。
 敷地が傾斜地であることを利用して建物を一周できる道路を設け、二つのアリーナレベル、観覧席レベル共バリアフリーでアクセスが可能である。





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